紙の印刷とは違う特殊なカード印刷についての解説と各種オプション加工における注意点や制約について
ご説明させていただくページです。 ご注文前に不明点などございましたら、まずこのぺージをご覧になってください。
ホットスタンプタイプはインクによる印刷ではなく、フィルム(箔)を熱転写する方式になります。
UVインクジェットタイプはその名の通りインクジェット方式となります。
クレジットカードタイプのみシルク印刷による対応があります。
オフセット印刷、シルク印刷とも特色指定が可能です。 特色の指定はDICカラー番号にてご指定願います。 ホットスタンプタイプは20色の箔からの選択となります。
2.シルクスクリーン印刷について
単色のベタで塗り潰しのデザインの場合は通常シルク印刷で印刷を致します。
またゴールド、シルバー、メタリック系の色をご希望される場合はシルク印刷でないと光沢感が表現できません。
シルク印刷はオフセット印刷よりもインキの盛量が多いという特長があります。 シルク印刷では光沢感を表現する為のラメのような材料をインキに混ぜて、その分厚いインキの奥行きを活かし、ラメが光に反射する事によりキラキラとした光沢を表現しています。
オフセット印刷ではインキの盛量が少ないので、ラメを混ぜたようなボリュームのあるインキを使用する事は出来ません。 シルク印刷とオフセット印刷のインキの盛量の違いは濃い色のベタの発色においてもその美しさに違いが出てまいります。 インキの盛量の多いシルク印刷の方が色の深みが出て、例えば黒ですとオフセット印刷に比べてより黒い深みのある発色が可能となります。 ただし、シルク印刷にも制約がございます。
まずシルク印刷ではグラデーション(アミ)を表現する事は出来ません。 もちろん色の掛け合わせでカラーを表現するという事も出来ません。 100%のベタしか印刷出来ないと言う事になります。 また、微細なデザインの表現は苦手です。分厚くインキをベタッと塗りますので、細かい部分は潰れてしまう可能性がございます。 あとオフセット印刷にくらべてケントウが甘い(版ズレが起こりうる)という短所もあります。ケントウについては実用レベルで問題ない事がほとんどですが、2色の細かいデザインが重なっている場合などは再現が難しい場合がありますのでご注意願います。
シルク印刷のベタの上にオフセット印刷を載せてデザインを表現するカードがございますが注意が必要です。
シルク印刷の上にインキの盛量の少ないオフセット印刷をそのまま印刷しますとインキが透けてしまうからです。
インキが透けては困る場合はシルク印刷の上のオフセット印刷をする背景にまず白の印刷を行う必要がありますので、印刷料金が想定よりもお高くなってしまう事があります。
先ほどのシルク印刷の上にオフセット印刷を載せてインキが透ける事を逆に利用するデザインのテクニックもございます。例えば、ゴールドのベタの上にスミや茶色のアミを印刷しますと、地紋が入っているように見せたり、グラデーションが掛かっているように見せたりする事が出来ます。
3. ホットスタンプ印刷について
カードの形になるのは、印刷後の工程でプレスで打抜かれて成形されます。 他のタイプの印刷ではたった1枚のシートを印刷しただけでも最終的には十数枚から三十枚ほどのカードが仕上りますが、ホットスタンプタイプはあらかじめカードの形に成形されている素材に一枚一枚ホットスタンプ加工をして参りますので、小ロット対応に適していると言えます。
またあらかじめ、まとめて打抜き加工をしておりますので、その打ち抜きの仕上げ工賃の分だけ他のタイプよりコスト的に有利となります。 カードの素材の種類はヘアラインゴールド、ヘアラインシルバー、つや消し黒、ラミネート白の4種類ご用意いたしております。印刷色は20色のバリエーションからの選択となります。 小ロットで低価格のホットスタンプタイプですが、デザインにおいては下記の制約がございますのでご注意下さい。
印刷出来る色は20色のバリエーションに限られます。ホットスタンプタイプは着色フィルムを使用しますので、印刷できる色は限定されます。 もちろん色の掛け合わせやグラデーションも対応不可となります。 ホットスタンプタイプはベタや色を付ける面積が大きいデザインは苦手です。 面積が大きいとフィルムと素材の間に空気が入ってしまう可能性が高くなるからです。空気が入るとフィルムが浮いて破れて不良品となります。
微細なデザインの再現には限界があります。着色フィルムを熱で溶かし付けますので、細い線や細かいデザイン、小さな文字はつぶれてしまう可能性があります。ホットスタンプ印刷でも2色以上の印刷は可能ですが、2色間のケントウはシビアに出来ませんのでご注意願います。 デザイン上2色間は最低1mm以上間隔を開けていただく事をお勧めします。また、色の上に別の色を載せて2色印刷する事も出来ません。 ホットスタンプタイプは低価格ですが、案外と高級感を演出する事が出来ます。 お勧めのは下記の素材と色の組み合わせです。
- ゴールドヘアラインカード+光沢金
- シルバーヘアラインカード+光沢銀
- つや消し黒板ベース+黒
- 白ラミネート+光沢紺又は緑
4. UVインクジェットタイプについて
UVインクジェットタイプはオフセット印刷に比べ多めにインクを使用し、吹き付けたインクをUV照射にて瞬時に硬化させます。その印刷方法の特性により、鮮やかな発色で独特のマット感と立体感のある仕上がりとなります。
仕上がり感のオフセット印刷との違いはカードの手触りの感覚も大きく違うものとなります。
オフセット印刷の方式と違う点はもう一つカードに形に断裁してある材料に印刷していくと言う点です。
シンプルな工程ですので、短納期で仕上げる事が出来ます。
5. サインパネル加工について
クレジットカードタイプとホットスタンプタイプのサインパネルはホットスタンプ印刷の要領と同じ方式です。
それに対してテレホン(PET)カードタイプのサインパネルはオフセット印刷の要領にて加工されます。 加工料金はテレホン(PET)カードタイプのオフセット印刷方式のサインパネルの方が割高ですが、サインパネル加工無しでもボールペンでの書き込みがほぼ可能です。ただし、ボールペンの種類によっては書込みし難い場合もございます。
テレホン(PET)カードタイプにおいて、サインパネル加工の有無のご判断はお客様の自己責任にてお願いいたします。 クレジットカードタイプとホットスタンプタイプはサインパネル加工しなければ文字の書込みは出来ません。 サインパネルは同一面では何箇所に加工があっても料金は変わりません。 ただし、ホットスタンプの印刷同様面積が広い加工は空気が入る可能性が高くなり出来ません。 サインパネルの上に文字等を印刷する事は出来ません。
また、印刷の上から通常のサインパネル加工を行うと印刷した文字などは隠れて見えなくなります。
パネルの中に文字等を表現したい場合は透明サインパネルという対応案があります。 サインパネルにスタンプを押印される使用法の場合はスタンプが滲まないか事前に良く確かめてください。 サインパネルをしてもインクが滲みやすいスタンプの場合はスタンプが消えてしまう事があります。
6.ナンバリング加工について
ナンバリングは加工の方法が3通りあります。
「エンボス」「デボス」「印字」の3パターンです。
- ●「エンボス加工」
- 一般的にクレジットカードやバンクカードなどに加工されている、刻印により盛り上げる加工です。加工はクレジットカードタイプとホットスタンプタイプにしか出来ません。連番以外にお名前や有効期限など、アルファベットやカタカナの刻印も可能です。文字のサイズは2種類です。
- ●「デボス加工」
- 凹凸の出ないタイプの刻印加工です。 加工はクレジットカードタイプとホットスタンプタイプで可能です。
テレホン(PET)カードタイプに加工できません。 連番以外の刻印は出来ません。文字のサイズは5種類です。 - ●「印字加工」
- カードプリンターによる黒文字の印字加工です。ホットスタンプタイプのヘアラインカードとつや消し黒カードには加工できません。お名前など漢字の印字またバーコード印字も可能です。 数字のサイズは4種類。漢字のサイズは2種類です。
7.エンボス加工について
刻印による盛り上げる加工です。クレジットカードタイプとホットスタンプタイプに加工できます。 連番以外にお名前や有効期限など、アルファベットやカタカナの刻印も可能です。 クレジットカードに刻印されているカード番号や氏名、有効期限はこのエンボス加工にて刻印されています。 大体の場合は盛り上がった文字の上にティッパーと言う箔の着色加工をして仕上ます。 箔の色は金、銀、黒、紺の4色です。 文字の大きさは2種類で刻印できる位置は仕様により固定で決まっております。
★ エンボスガイドデータ ダウンロード---emboss.zip (aiファイル 60k)
エンボス加工の箇所の裏側は窪みますので、ちょうど裏側にサインパネルをレイアウトしないようにデザインしてください。
また、文字も読みにくくなる可能性がございますのでご注意願います。
凹凸の出ないタイプの刻印加工です。 加工はクレジットカードタイプとホットスタンプタイプで可能です。 テレホン(PET)カードタイプには加工できません。 連番以外の刻印は出来ません。 文字のサイズは5種類です。 箔の色は金、銀、黒、紺の4色です。
- Aタイプ 最大桁数8桁 数字0〜9 英文字A〜Z −(ハイフン) .(ドット)
- Bタイプ 最大桁数8桁 数字0〜9 英文字A〜Z −(ハイフン) .(ドット)
- Cタイプ 最大桁数8桁 数字0〜9 英文字A〜P −(ハイフン) .(ドット)
- Dタイプ 最大桁数6桁 数字0〜9 英文字A〜J
- 2.5タイプ 最大桁数8桁 数字0〜9 英文字A〜Z −(ハイフン)
JANコード、CODE39、NW7など各種対応可能です。
印刷データを作成時にはバーコードの印字スペースの確保についてはご注意下さい。
事前にご相談いただきましたら、必要な寸法をご提示させていただきます。
JIS2型磁気テープ付きカードへの印刷も対応可能です。
磁気隠蔽仕様もございます。
また、磁気エンコード入力も承ります。
エンコード入力は基本的にエンコード内容の表示の意味でのエンボス又は印字加工とセットになります。
ご注文確定後には印刷作業と平行して、エンコード入力したテストカードをご提供いたしますので、読取テストをしていただく事が出来ます。
入会申込書(A4)とカードへそれぞれバーコード印字を行い、
台紙へ貼り付けるまでの加工を行います。
この加工で仕上げる事でカードの申し込み手続きがとても楽になります。
お客様に記入していただいた台紙のカードを剥がして渡すだけで 確実にお客様に渡したカードの番号を把握できます。















