コラム

効果的なプッシュ通知の使い方

プッシュ通知はアプリにおいて重宝される機能の一つですが、アプリ運用にあたって、どのような内容を、どのようなタイミングでユーザーに届けるのがベストなのでしょうか。

プッシュ通知はアプリを起動していない間にもユーザーの画面にポップアップ表示されたり、通知センターにリストアップされたり、アイコンにバッジが付いたりと、様々な方法でユーザーの興味や関心をひきつけることができます。

プッシュ通知はユーザー側が受け取るかどうかを決めるため、プッシュ通知を許可されているアプリでなければ通知を届けることはできません。プッシュ通知の頻度が多いとユーザーに感じられてしまったり、内容が期待しているものではなかったりすると、ユーザーがプッシュ通知の受け取りを拒否してしまい、ユーザーの定着率にも影響することにもなります。

今回のコラムでは、プッシュ通知の効果的な配信方法についてご紹介します。

 

プッシュ通知の強みとは

かつてはテキストのみだったプッシュ通知も、現在では画像ファイルを添付できるように、進化してきています。

これまで主流だったメールマガジンは数十年の歴史がありますが、プッシュ通知は数年しか経っておらず、アプリ開発者や、販促担当者は戦略を日々練り続けています。

今一度、プッシュ通知独自の強みについて考えてみましょう。

 

タイムリーであること

機内モードや圏外など物理的に受信・交信できない状況を除いて、ほぼタイムリーに情報を受け取ることができます。

ほとんどの人が常にスマートフォンを携帯していることが多いので、プッシュ通知により、素早くユーザーの関心を引き付けることができます。

 

メルマガよりも開封率が高いこと

メールマガジンやプッシュ通知には休眠しているユーザーの掘り起こしや、お知らせを通じてWEBサイトへ誘導したりする効果があります。

とくにプッシュ通知は、開封率やWEBサイトのクリック率が高く、多くのユーザーに情報を確認してもらえる可能性があります。プッシュ通知の平均開封率は20〜40%で、これはメールマガジンの開封率の2倍〜5倍と言われています。

 

アイコンにバッジが付くこと

バッジとはアプリのアイコンの右肩に付く赤い丸の表示のことですが、アプリに何か新しい情報があることをユーザーに伝える役割をはたしています。

未読の数・未確認のお知らせの数をハッジを通じて知るユーザーも多く、プッシュ通知とはまた違う存在感があります。通常のプッシュ通知ほどアピール力は強く無いものの、エンゲージメントを支える一つの要素となっています。

 

位置情報を利用できること

発信者=アプリ運営側の位置から、指定した圏内にいるユーザーのみにプッシュ通知を送信することができます。例えば「17時までハッピーアワー開催中!飲み物全品50%OFF」などのように短時間で近い距離から集客をしたい時に有効です。これは、弊社のアプリ制作サービス「ラポレル」でも無料でご利用いただける機能です。

なお、これにはユーザーが、位置情報の共有を許可している必要がありますので、指定圏内に居たとしても、位置情報がOFFになっている端末の場合は通知を受け取ることができないので、丁寧なご案内が必要です。

 

プッシュ通知の配信で重要な4つのポイント

プッシュ通知の強みは分かってきましたが、お店はどのように活用していけば良いのでしょうか?先述したように使い方を間違えると離脱されてしまう、諸刃の剣のような側面もあります。

良い例や悪い例を交えながら、アプリ運用の要とも言える、プッシュ通知の守るべきポイントをご紹介していきます。

 

目的を明確にする

企業やお店のオリジナルアプリを利用している人を対象にとった「利用を辞める/ためらう理由」に関するアンケート(2022年アライドアーキテクツ社調べ)によると、21%のユーザーが「期待している内容が配信されない」ことが理由でサービスから離脱している現状があるそうです。

・今週の日替わりメニュー

・期間限定ドリンク全品◎◎%OFF

・売れ筋アイテムとコーディネートの紹介

・営業時間のお知らせ

これらは一般的にプッシュ通知で案内される情報の一例ですが、プッシュ通知を送る目的は大きく「購入や来店を促すため」「消費者との関係を良くするため」の2つに分けることができます。目的に応じてプッシュ通知をバランス良く使い分け、ユーザーを飽きさせない工夫が必要です。

当然ながら、アプリをダウンロードしてくれているユーザーは、一度は来店したことがある、お店の情報にある程度興味がある、ブランドや商品に関して関心や理解がある、といった属性があります。

せっかく関心を持ってくれたユーザーのエンゲージメントを下げないためにも、ダウンロード頂く際に「どんな内容で(どんなメリットがあるか)」や「どんな頻度で」お知らせが来るのか、事前にお客様にご案内しておくことで、サービス利用前と利用中でのギャップを小さくすることも大切です。

 

配信のタイミングを考慮する

プッシュ通知を送る際、ユーザーがアプリを使う時間帯や行動に配慮する必要があります。当然、深夜帯にセールスの通知を送るのは避けなければなりませんし、日中送る場合も何時ごろが効果的か、何曜日が良いか、など戦略を練る必要があります。

かつて紙製クーポンが主流だったころから、マクドナルド社ではよく金曜日にクーポンを発行していました。今でもアプリや公式LINEで毎週金曜日になるとお得な情報が配信される取り組みが続けられています。私も、毎週金曜日になると「どんなクーポンが来るかな」と楽しみにしている消費者の一人です。このように、消費者にとって通知を受け取ることが習慣・文化として根付くことは、プッシュ通知が適切に配信されている成功例の一つと言えます。

 

配信の頻度を考慮する

ユーザーにとって、通知回数が多すぎるのも良くありません。また少なすぎても、アプリを入れていることを忘れられてしまう、休眠化(非アクティブユーザー化)してしまうリスクに繋がります。

一般的に消費者にとって丁度いい通知の頻度は週に1回とされています。これより頻度が高く、あるいは、低くなれば開封率が下がってしまうことが予想されます。

ただし、スーパーの特売情報のように生活に密着している業種であれば、ほぼ毎日情報を受け取りたい・発信したいというケースもあるかと思います。1回あたりの開封率は低くても毎日のように連投することで、一週間トータルでの総開封率を上げた方が販促効果が高いとお店が認めた場合には、この「週に1回」という頻度は当てはまらなくなりますので、あくまで目安としてご認識ください。

 

効果検証をする

プッシュ通知のメッセージはユーザーをセグメントして送ることができます。性別や年代(登録されている生年月日から自動的に算出)など、ユーザーの動向予測やニーズに基づいてプッシュ通知の内容に変化を付けることが可能です。

また、アプリ管理画面には、各プッシュ通知の反響がどうであったか、効果の大きかったコンテンツはどういうものだったかを、分析する機能が付いているものが多いので、効果を振り返ってみることも必要です。

お店の業種・業態、立地やターゲットによっても最適解は異なります。あらゆるテストと分析を繰り返し、自店と自店のお客様に適したプッシュ通知のコツを掴んでいきましょう。

 

おわりに

プッシュ通知の配信回数には制限が無いため、何度でも通知を送ることができます。ただし、数が多ければ良いというものでも無いということがお分かり頂けたかと思います。お知らせの内容・質やプッシュ通知の頻度がエンゲージメントに大きく関係してきます。

もし、自社アプリの開発や、その運用でお困りごとがあれば、当社にご相談ください。運用サポートやストア申請代行、メンバーズカード印刷事業で培った顧客管理のノウハウ等、お役に立てるかと思いますので、お気軽にお電話またはフォームより、お問い合わせをお待ちしております。

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