お困りごと解決事例集
退職者の社員証(ICカード)を再利用して、社員証の作成コストを抑えたい
今回のお困りごと
ICカードは普通のPVCプラスチックカードに比べて購入コストが高いため、退職した人のICカード社員証を再利用してカード発行コストを少しでも安く抑える方法はないか。
社員証に記載されている個人情報にも配慮した安全な方法で再利用をしたい。
解決方法
弊社では個人情報を含むカードの再利用について、社員証・IDカード作成専門サイト IDmartにて主に2つの解決方法をご提案しています。
1.印刷オプション「IDシート」の利用
ICカードに貼り付けるためのシートで、貼付後に印刷を行います。接着強度に優れた特殊な糊を使用しており、常温では剥がれたり折れたりすることはありません。シートの厚みは0.1mmととても薄いため、通常のカードと同じように違和感なく使用できます。
弊社でIDシートを貼り付けたICカードへ印刷を行ったあと、商品をお届けします。IDシートの貼り付け、剥離は専用の器具を使用して弊社で行います。
そのためシールの貼り換え時にカードをお預かりする必要がありますが、ICチップの故障などが無い限り繰り返し同じICカードを再利用できるのでコストダウンに繋がります。
2.印刷オプション「IDマルチシール」の利用
IDマルチシールも上記のIDシートと同様に、カード表面に張り付けるタイプのシールです。
こちらのIDマルチシールは貼付前に印刷を行い、お客さまのもとへお届けします。
お客さま側で印刷後のIDマルチシールをICカードへ貼付してもらうため、セキュリティの観点からカードを社外に持ち出せない環境での再利用に適しています。
どちらも剥離紙が付いている状態のため使用する時には写真より少し薄くなりますが。比較するとIDマルチシールの方が少し厚みがあります。
いずれの方法においても、ベースのカードに直接印刷が施されている場合は古い個人情報が残ってしまいます。通常の使用では剥がれるリスクはとても小さいとはいえ、再利用が想定される場合には予め白無地カードと上記のオプションを組み合わせてご利用いただくのが安心です。
詳しくは社員証・IDカード作成専門サイト「IDmart」にてご案内しています。
再利用によるコストダウンの例
実際にどれくらいコストダウンできるのかを表にしました。
同一デザインで2回目以降の作成時を想定した比較のため、初期設定料金は計算に含まないものとします。(※以下、料金は全て税抜。IDmart料金表参照)
このように、印刷料金はいずれも同一料金のためICカードとIDシートの差額分だけコストを抑える事ができます。(IDシート/IDマルチシールを利用する場合も1回目のご注文時にはICカードを購入していただく必要があります。)
例えば10人分の社員証を作成する場合に考えると、ICカードを再利用することで10枚作成時には約4000円も社員証の作成コストを抑えることができます。
社員証の発行コスト削減をお考えの方は、IDシートやIDマルチカードの活用をご検討してみてはいかがでしょうか。
IDシート、IDマルチシールに関するご相談などはグループサイトIDmartでご案内しております。