オフセット印刷とインクジェット印刷の違いについて
プラスチックカード印刷2015.09.10
プラスチックカード印刷・作成専門サイト研美社のホームページにお越しいただきありがとうございます。
今回はオフセット印刷とUVインクジェット印刷の違いについて解説いたします。
オフセット印刷とは
オフセット印刷は刷版についたインキをブランケットと呼ばれる樹脂やゴム製の転写ローラーに
一度移し(オフ)、その転写ローラーに移されたインキをブランケットを介して
カードに転写(セット)させるといった、版と用紙が直接触れない印刷方式から「オフセット」という名がつきました。
プラスチックカード印刷は1枚の基材シートに25面付けされた状態で印刷を両面施し、
オーバーシートを貼り、熱プレス後冷却し一枚の大きな硬質塩ビカード状態に仕上げた後に、
一枚ずつカードサイズにトムソン抜きする手法がもっともポピュラーなオフセット印刷カードの作り方です。
研美社のプラスチックカード商品で、
・PVCプラスチックカード(シルク印刷カードを除く)
・PETカード
・ラミ無しカード
はこのオフセット印刷の方法にて印刷を行っております。
UVインクジェット印刷とは
UVインクジェット印刷とはオフセット印刷のように版下を作成する必要がないので、
小ロットで印刷をする場合や価格を抑えたい時などは大変便利です。
?既にカードサイズ(85.6㎜×54㎜)になっている個枚の状態から印刷をおこないます。
オフセット印刷と違うのは、大きなシート状に印刷して大判の状態からトムソン抜きする方法ではないところです。
インクジェットの方法は、カードにインクを吹き付け、直後にUV 照射にて瞬時に硬化させる印刷方法です。
インクが硬化した独特の手ざわりや、マット感と立体感のある仕上がりとなります。
バリアブル印字対応や大判サイズにも印刷可能ですので、ご相談くださいませ。
インクジェットはフルカラー対応なので色数を迷う必要もないのが特徴です。