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中学・高校で進む生徒証のカード化とは?

中学・高校で進む生徒証のカード化とは?

プラスチックカード生徒証が選ばれる理由


中学・高校で発行される生徒証といえば、かつては冊子型や紙製カードが主流でした。しかし近年では、プラスチックカードタイプの生徒証を導入する学校が増えてきています。見た目のスタイリッシュさだけでなく、日常の使いやすさや耐久性など、多くの面で紙製とは異なるメリットがあります。

本記事では、生徒証をプラスチックカード化することで得られる具体的な利点を詳しくご紹介します。


1.破れない、濡れない、曲がらない ― 圧倒的な耐久性

プラスチックカードは、クレジットカードやキャッシュカードと同じ規格で作られており、約0.76mmの厚みを持っています。この厚さと材質によって、紙やラミネートカードと比べても圧倒的に強度が高く、日常的にポケットやバッグに入れて持ち運んでも劣化しにくいのが特徴です。

水に濡れても変形せず、長期間の使用でも印字が消える心配がほとんどありません。3年間の在学期間を通じて、状態を保ったまま使用できる点は大きな安心材料です。


2.携帯しやすく、使いやすいサイズと形状

カードタイプの生徒証は、一般的なカードサイズ(85.6×54mm)で制作されます。そのため、パスケースや財布のカードポケットにすっきり収まり、普段から持ち歩く習慣が自然に身につきます。

「今日は生徒証を忘れた」というトラブルも減り、図書室の利用や通学定期の購入時など、必要な場面ですぐ提示できるため、利用頻度の高い証明書として定着しやすいのです。


3.高級感あるデザインで学校の信頼感もアップ

プラスチックカードは印刷の発色も良く、写真や学校ロゴ、校章などをクリアに表示できます。光沢加工やマット仕上げなどの表面加工を施すことも可能で、デザイン面での自由度が高いのも魅力のひとつです。

また、学年によって色分けをしたり、学校独自の装飾要素を盛り込むことで、ひと目で「○○高校の生徒証」と分かるような、アイデンティティの強いデザインが実現できます。


4.管理・再発行の効率化につながる

冊子型や紙の学生証では、紛失や破損の際の再発行に手間と時間がかかることもあります。一方、プラスチックカードであれば再発行もスムーズで、発行設備を校内に導入している場合は即日発行も可能です。

また、印字内容がデータベース化されていれば、個人情報の更新や新年度の情報反映も容易で、管理者側の業務負荷の軽減にもつながります。


5.ICチップやバーコードとの連携で機能拡張が可能

近年では、学生証にFeliCaやMifareなどのICチップを搭載することで、出欠管理や入退室履歴の記録、図書館の貸出システムとの連携など、多用途で活用できるようになっています。

また、バーコードやQRコードを印字することで、簡易的な認証にも対応できます。これにより、ただの「証明書」だった生徒証が、学校生活を支える「多機能ツール」へと進化しているのです。

カードにどの規格のバーコードを印刷したらいいかわからない


6.コスト面でも長期的なメリットあり

一見すると、プラスチックカードは紙製に比べて単価が高いと感じるかもしれません。しかし耐久性が高いため再発行の頻度が少なく、長期的に見ればトータルコストは抑えられる傾向にあります。

特に学年ごと・クラスごとなどで一括発注する場合は、単価の調整も可能なため、規模の大きい学校ほどコストパフォーマンスの高い導入が期待できます。


7.学生のモチベーションアップにもつながる

デザイン性の高いカード型生徒証は、学生にとっても「持ちたい・使いたい」と思える存在です。身だしなみの一部として意識され、日常的な自己管理にもよい影響を与えます。

さらに、学校外での利用時にも「しっかりした証明書」として通用しやすく、生徒の所属意識や誇りを高める一助となります。


まとめ:プラスチックカード生徒証の導入は進化する教育現場に最適

利点 概要
耐久性 長期使用に耐え、印字も消えにくい
携帯性 常時持ち歩けるコンパクトサイズ
デザイン性 学校ごとの特色を反映可能
管理効率 再発行や更新がスムーズ
多機能化 IC・バーコードでの活用が可能
コスト効率 長期運用でコストダウン
学生の意識向上 所属意識と利用頻度の向上

生徒証のプラスチックカード化は、単なるトレンドではなく、学校と学生の双方にとって多くの利点をもたらす選択肢です。耐久性・携帯性・デザイン性を兼ね備えたカードは、現代の教育現場において、より信頼される身分証明としての役割を果たします。

今後さらにICT化が進む中で、生徒証のあり方もアップデートが求められています。プラスチックカードの生徒証は、その第一歩として非常に有効なソリューションといえるでしょう。

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この記事を書いた人

宇野 伸弥営業部 / マネージャー

2017年に研美社に入社。営業・マーケティングに従事し、業種・業界のトレンドをリサーチ。中でもIC商材は、企業セキュリティ意識の高まりや、働き方改革によるテレワークの推進、更には顧客訴求ツールとしてもニーズが高まり続けています。ICチップ有する商材を通じて多くの方の課題解決・ありがとうをモチベーションに、頼んでよかった!またお任せしたいと言って頂ける人を目指し日々アップデート。

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