Hanakohanako
大学卒業後、約7年間大手保険会社及び建設コンサルタント企業の受付業務を担当。
その後2014年にカード印刷会社研美社に入社。
入社後は10年間、社員証・学生証等のIDカード対応をメインとし、10,000件以上のID証作成に携わる。
お困りごと解決事例
社員証や会員証、診察券などの磁気カードは、磁気ストライプに記録された情報をカードリーダーで読み取ることで利用されています。
そのため、磁気情報が破損するとカードは正常に機能しなくなります。
主な原因として挙げられるのは以下の3つです。
磁気カードは磁力によって情報を記録しています。
そのため、強い磁石に接触すると記録された磁気パターンが変化し、読み取りエラーが発生することがあります。
特に注意したいものとして、
などがあります。
磁気カードには、磁気情報の保持力が異なる2種類の磁気ストライプがあります。
それが、
です。
この違いが、磁気不良の起きやすさに影響します。
Hi-CoとLo-Coの違いは、磁気情報を保持する力の強さです。
| 項目 | Hi-Co | Lo-Co |
| 保磁力 | 約2,750~4,000 Oe | 約650 Oe |
| 磁気不良への耐性 | 高い | 標準 |
| 主な用途 | 社員証、学生証、銀行のキャッシュカード、通帳 |
ポイントカード、会員証
|
| コスト | やや高い | 比較的安価 |
Hi-Coは外部磁気の影響を受けにくく、長期間利用するカードに適しています。
Lo-Coはコストを抑えやすく、短期間利用や大量発行に向いています。
会員証や診察券、社員証などでは、長年Lo-Coが利用されてきました。
現在でもLo-Coは広く普及していますが、近年ではHi-Coを選択する企業や団体も増えています。
その理由は、カードの製造コストよりも運用コストを重視するケースが増えているためです。
Lo-Coは磁気の影響を受けやすいため、スマートフォンケースやバッグのマグネットなどによって磁気不良が発生する場合があります。
カードが読み取れなくなると、
などの対応が必要になります。
発行枚数が多い場合、カードそのものの価格差よりも再発行対応の負担の方が大きくなるケースも少なくありません。
社員証や学生証、会員証の中には数年間継続して使用されるものがあります。
利用期間が長くなるほど、磁気不良が発生するリスクも高まります。
そのため、
などでは、耐久性を重視してHi-Coを採用するケースが増えています。
カードが読み取れなくなると、
といった問い合わせにつながります。
Hi-Coに変更することで磁気不良の発生率を抑えられれば、利用者のストレス軽減や管理担当者の対応工数削減も期待できます。
もちろん、すべてのカードをHi-Coにする必要はありません。
例えば、
などであれば、Lo-Coでも十分な場合があります。
カードの利用期間や運用方法に合わせて選択することが重要です。
磁気ストライプへ情報を書き込む場合、Hi-CoカードにはHi-Co対応のエンコーダが必要です。
一方で、カードの読み取りについてはHi-CoとLo-Coを同じカードリーダーで利用できるケースがほとんどです。
磁気カードの不良は、磁石との接触や摩耗、経年劣化などによって発生します。
また、磁気ストライプにはHi-CoとLo-Coの2種類があり、長期間利用する社員証や入退室カードにはHi-Co、コストを重視するポイントカードや会員証にはLo-Coが選ばれることが一般的です。
Lo-Coは現在でも広く利用されていますが、長期間利用するカードや再発行コストを抑えたい場合にはHi-Coへの切り替えが有効な選択肢となります。
カードを選定する際は、利用期間や運用環境を踏まえて適切な仕様を選ぶことが重要です。
弊社では、プラスチックカードへの印刷オプションとして磁気テープ加工(Hi-Co・Lo-Co)を取り扱っております。社員証や会員証、診察券、ポイントカードなど、用途に応じた仕様をご提案しておりますので、カード製作をご検討の際はお気軽にご相談ください。
Hanakohanako
大学卒業後、約7年間大手保険会社及び建設コンサルタント企業の受付業務を担当。
その後2014年にカード印刷会社研美社に入社。
入社後は10年間、社員証・学生証等のIDカード対応をメインとし、10,000件以上のID証作成に携わる。
