バーコードのNW-7って何?
プラスチックカード印刷2020.07.20
この度は弊社ホームページをご覧いただきありがとうございます。
バーコードは世界で100種類以上ありまして、
その中でもよく使われているのが、
JAN、CODE39、NW-7 などです。
今回はその中でもNW-7について詳しくお話させていただこうと思います。
NW-7とは
NW-7は1972年にモナークマーキング社によって開発された比較的初期のバーコードです。
1994年に日本で規格化されました。
日本では主にNW-7と呼ばれていますが、アメリカではCODABARと呼ばれることもあります。
NW-7の表し方として、Narrow(狭い)とWide(広い)幅の、4本のバーと3本のスペース(計7本)を用いて1つのキャラクタ(文字)を表しており、
その特徴がNW-7という名前の由来になっています。
NW-7はITFに比べ、桁落ちが少なく、CODE39に比べ、サイズが小さくなります。
比較的単純な構成と高い印刷精度が要求されないところから、非常に古くから使用されています。
特に、血液銀行、宅配便の集配管理(送り状)、図書館の貸し出し管理、各種会員カードなどで利用されています。
スタート・ストップキャラクタ
スタート・ストップキャラクタはバーコードシンボルの先頭及び末尾を識別するために使用されます。
A,B,C,Dの4つのスタート・ストップキャラクタのいずれかであれば、
どれでもスタートキャラクタまたはストップキャラクタとして使用できる。
同じキャラクタをスタートキャラクタとストップキャラクタに使用されることが多いです。
チェックデジット
チェックデジットは、読み誤りがないかをチェックするために、算出された数値です。
NE-7はチェックデジットは特に必要ありませんが、使用する場合には最終キャラクタの直後(ストップキャラクタの前)
に入れます。一般的にモジュラス16を使用することが多いです。
他にもモジュラス10 ウェイト3・1、モジュラス11、モジュラス10 ウェイト2・1分割、モジュラス10 ウェイト2・1一括があります。
初めてのバーコード作成
バーコードは身近にたくさんありますが、自分で作るとなると少し専門的な知識が必要なものです。
これから作成予定のバーコードの仕様などでお悩みの方は、お電話やお問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。事例をまじえながら担当者がご説明させていただきます。
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